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6/25からの週について、週刊経済指標もお知らせしていきたいと思います。指標の流れを見ていけば何らかの変化を認識できるかもしれません。
特徴としては、欧米ともに個人消費は堅調ともいえるようですが、米耐久財受注や日鉱工業生産で自動車の生産が落ち込んでいる模様です。
貿易摩擦の影響が企業の業績に影響を与え始めていることが確認されています。
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ポイント
基本的には先週と同じような動きとなっています。米国は強いけど、日欧は弱いという傾向です。
過去の「週間経済指標」はこちらをご覧ください。
<米国:景気評価△(前回△)>
雇用統計やISM非製造業指数などは好調な数字を確認できた。
一方、ISM非製造業指数は予想を上回ったが、貿易戦争の影響で上昇したという見方。失業率は4.0%に上昇した
国内はかなり堅調だが、製造業は世界経済の減速の影響を受けているとみられる。
評価は前回よりは良い印象もあるが、据え置いて△とする
<日本:景気評価▲(前回▲)>
短観は二期連続の悪化。
評価は前回に引き続き「やや悪い」。
<欧州:景気評価‐(前回▲)>
ドイツの鉱工業生産は予想を大きく上回った。緩やかながら前向きな動きを続けているという見方
欧州の卸売物価指数はエネルギー価格の影響を受けて上昇。小売売上高は上昇も上昇率が低下傾向にある
評価は前回同様に「中立」とする
(注)評価の順は〇(良い)>△(やや良い)>-(中立)>▲(やや悪い)>×となっている
以下、各国指標です。ご覧くださいm(__)m
米国経済指標
◎米 ISM製造業景況指数(7/2)
・6月の製造業景気指数は60.2と、前月の58.7から上昇
・トランプ米政権が発動させた鉄鋼とアルミニウムの輸入関税により供給網が阻害され、納入にかかる時間が延びたことが背景にある
6月は供給業者の納入指数が68.2と6.2ポイント上昇。供給業者の納入期間が延びることは通常ISM指数の押し上げにつながった模様
◎米 ISM非製造業景況指数(7/5)
・59.1と、前月から0.5ポイント上昇し、市場予想の58.3を上回った
・新規受注が2.7ポイント上昇し63.2。受注残は4.0ポイント低下し65.5となった
・新規受注は上昇するなど、経済への影響を示す兆候はほとんど見られない
◎米 雇用統計(7/8)
・6月の雇用統計は、就業者数が前月比21.3万人増と、市場予想の19.5万人増を上回った
・一方、時間当たり平均賃金の伸びは前月比0.2%と前月の0.3%からやや鈍化し、市場予想の0.3%を下回った
・事前予想では5月上振れの反動で予想を下回るという見方があったが、二カ月連続で予想を上回った
◎米失業率(7/5)
・失業率は前回3.8%、予想3.8%を予想外に上回る結果
・今年3月(4.1%)以来の高水準だが、景気拡大を背景とした雇用の底堅さを改めて示したということ
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