【ブログ】週刊経済指標(18/7/9~18/7/13)


いつもご訪問ありがとうございます。

7/9からの週について、週刊経済指標もお知らせしていきたいと思います。指標の流れを見ていけば何らかの変化を認識できるかもしれません。
(なお、下書きの時点で、公表しておりました。正式なものとして公開します。よろしければご覧ください。)

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ポイント


基本的には先週と同じような動きとなっています。米国は引き続き強い。日本は機械受注は高水準、欧州はZEW景況感調査は悪い結果となりました。
過去の「週間経済指標」はこちらをご覧ください。

<米国:景気評価△(前回△)>
消費者物価指数、卸売物価指数ともに堅調な経済を裏付けるように上昇。
エネルギー価格の上昇の影響が多いことがやはり懸念材料

一方、ミシガン大学消費者態度指数は予想、前回を下回る結果。
中国への制裁関税の影響への懸念が高まっていることが確認された。

評価は△を据え置くこととした。

<日本:景気評価▲(前回▲)>
機械受注(民需除く船舶・電力)自体は二カ月ぶりの減少となったが、9,000億円台の受注高は高水準
評価は引き上げも検討したが、機械受注だけでは判断しにくく、前回に引き続き「やや悪い」とした

<欧州:景気評価▲(前回‐)>
欧州の鉱工業生産は予想を上回る結果となったが、一方で、ZEW景況感調査は下落傾向が顕著な結果となった
評価は前回同様に「▲」に引き下げた

(注)評価の順は〇(良い)>△(やや良い)>-(中立)>▲(やや悪い)>×となっている

以下、各国指標です。ご覧くださいm(__)m

 

 


米国経済指標


◎米 卸売物価指数コア(7/11)
・結果は前月比0.3%上昇となり、前回と同じ水準だが、予想0.2%を上回った。
・サービスや自動車、ガソリンなどが値上がりした。トランプ政権が導入した鉄鋼・アルミニウム関税も物価の押し上げにつながっているという。
・サービスは0.4%上昇。サービスの上昇分の4割近くは燃油・潤滑油の小売りが21.8%上昇したことが影響した

 

◎米 消費者物価指数(7/12)
・結果は2.9%と予想通り。前回2.8%よりは高い水準
・2012年2月以来6年4カ月ぶりの大きな伸びとなった
・基調的な物価上昇圧力は安定的に増しており、FRBは徐々に利上げを進める方針を継続するという見方
・変動の大きい食品とエネルギーを除いたコアCPIは2カ月連続で前月比0.2%上昇。6月の前年同月比は2.3%上昇し、17年1月以来の大幅な伸び

◎米 ミシガン大学消費者態度指数(7/13)
・結果は97.1と予想、前回を下回った
・「現在の景況感」は113.9で2.6ポイント低下した。一方「今後の見通し」は86.4で0.1ポイント上昇
・トランプ政権による中国製品への制裁関税が米国内経済に与える影響への懸念が高まっていることも明らかになった

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