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6/18からの週について、週刊経済指標もお知らせしていきたいと思います。指標の流れを見ていけば何らかの変化を認識できるかもしれません。
なお、金融政策、経済指標、週間チャート分析などについて、以下からご覧いただけます。
よしければご覧ください。
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ポイント
基本的には先週と同じような動きとなっています。米国は強いけど、日欧は弱いという傾向です。
過去の「週間経済指標」はこちらをご覧ください。
<米国:景気評価△(前回〇)>
二つの景気指数が予想・前回を下回る水準。住宅着工件数は良かったが、許可件数が二カ月連続のマイナスとなった。
これまでは堅調であったが、やや先行きに不安が残る結果となった。
評価は「やや良い」に格下げ。
<日本:景気評価▲(前回-)>
消費者物価指数はエネルギー価格、生鮮食品の影響を除くと、0.3%の上昇にとどまっている。
日銀の粘り強い金融緩和とは何なのか?と考えてしまう。
評価は「やや悪い」に格下げ。
<欧州:景気評価▲(前回▲)>
PMIを見ると、サービス業は改善したということだが、製造業は悪化。
貿易摩擦の影響が出ていると考えられる。
また、消費者信頼感もマイナスとなり、予想・前回を下回る
評価は「やや悪い」で維持
(注)評価の順は〇(良い)>△(やや良い)>-(中立)>▲(やや悪い)>×となっている
以下、各国指標です。ご覧くださいm(__)m
米国経済指標
◎米 住宅着工件数(6/19)
・米住宅着工件数は年率換算で135万件となり、前回の128.7万件、予想の131.1万件を上回った
・2007年7月以来約11年ぶりの高水準となった。一戸建て住宅、集合住宅ともに伸びた。
・ただし、先行指標となる許可件数は4.6%減となり、二カ月連続のマイナスだった
◎米 フィラデルフィア連銀製造業景気指数(6/21)
・結果は19.9となり、前回34.4、予想29を大きく下回った
・2016年11月以来1年7カ月ぶりの低水準となり、予想を大きく下回った。
・貿易摩擦の影響が出ているという報道があった
◎景気先行指標総合指数(6/23)
・結果は0.2%となり、前回0.4%、予想0.4%を下回った
・労働、企業業績、株価指数、マネーサプライなど景気に先行して動くと考えられる10項目の指標から算出したもの。直近は下落傾向にある
国内経済指標
◎消費者物価指数コア(6/22)
・消費者物価指数は、前回、予想と同水準の0.7%となった
・エネルギー以外の品目は依然、伸び悩んでいる。2月をピークに下落傾向
・生鮮食品とエネルギーを除いた指数の伸び率は0.3%にとどまり、4月に比べ0.1ポイント縮小
欧州経済指標
◎英 中央銀行政策金利(6/21)
・結果は0.5%で予想、前回と変わらなかった
・賛成6、反対3で政策の現状維持を決定。そもそもは反対が2人であり、金融引き締め観測が強まった
◎欧 製造業PMI(6/22)
・製造業PMIの結果は55となり、予想55と同水準。前回55.5を下回った。
・製造業の成長は鈍化しており、貿易摩擦を巡る懸念が広がっている
◎欧 サービス部門PMI(6/22)
・サービス部門のPMIは55となり、予想、前回の53.8を上回った
・石油や原材料価格の上昇でコストが増大したが、賃金も上昇した。域内の一部で労働市場が引き締まっていることが一因となり、サービス部門は改善
◎消費者信頼感(6/21)
・結果は-0.5となり、予想、前回を下回った
・貿易摩擦を巡る懸念が信頼感の冷え込みにつながった可能性がある
(出所:ヤフーファイナンス、日経など)
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