【ブログ】原油価格は想定外の上昇


昨日、「原油価格を考察する」というブログを書いたのですが、そこで原油価格は下落する可能性が高いとしていたものの、昨晩は大幅上昇しています。

概要と個人的な見解についてお知らせいたします。


6/23の状況(☝上記の補足)


1.OPEC総会を受けて大幅上昇した

☝で原油価格は下落する可能性が高いのではないかとしましたが、昨晩のOPEC総会の結果、原油価格は65ドル台から69ドル台へ大幅上昇しました。

恐らく、ショートカバー(売りポジションだった人の買戻し)も大きく影響したと思いますが、個人的には想定外の動きとなりました。

日経新聞では以下のように報じています。

・原油の協調減産を緩めることで合意。増産幅は想定の範囲内との見方が多く、需給悪化の懸念が後退
・サウジアラビアのファリハ・エネルギー産業鉱物資源相が、日量100万バレルの増産で合意したと述べたと報じた。
  ただ増産の余力がない国もあるため、実質的には「60万バレル程度の増産になる」とみられている。
・目先の売り材料が出尽くしたとみた買いが広がった。OPECは23日にロシアなど非加盟の主要産油国と協議する。
市場では「60万バレル程度の増産で合意できれば相場は足元の水準付近で安定する」(コメルツバンク)との見方がある。

2.個人的な見解

多くのひとが売っていたことを考えると、個人的な見方としては基本的には間違っていなかったということと思われます。

個人的に感じるのは
①想定内の範囲ならばここまで上昇しないのではないか?
②何か見落としている材料はあるか?
③供給が想定通りでも需要が減少する方向ならば下落するのではないか?
④欧州金利は下落しており、大きくユーロ高・ドル安(←価格上昇要因)にはならないのではないか?ドル安が進むという見方なのか?
ということです。見落としがないという前提で上昇よりも下落する可能性が強いという見方に変わりはないのですが・・・

しかし、予想を外したのは事実なので、一度リセットして、原油価格については慌てることなくフォローしていきたいと思います。

週明けは、原油価格上昇がメリットとなる会社を短期的に買ってみるのはありかなと考えています。
原油価格下落の影響で各社の株価は下落していたようなので、買い戻しが期待できそうです。

☟をご覧ください。

テーマ別チャート:原油高メリット銘柄(8)

 

(注)投資判断はご自身でお願いします。


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