【ブログ】週刊経済指標(18/6/4~18/6/8)


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週刊経済指標をお知らせしていきたいと思います。指標の流れを見ていけば何らかの変化を認識できるかもしれません。

18/6/4から18/6/8の重要経済指標をこちらにてお知らせしたいと思います。

 


ポイント(6/9アップデート)


基本的には先週と同じような動きとなっています。米国は強いけど、日欧は弱いという傾向です。
先週の「週間経済指標」はこちらをご覧ください。

<米国:景気評価〇>
先週に引き続き、堅調な経済指標を確認。
ISM非製造業景況は58.6と右肩上がりの傾向となり、前回、予想を上回った。

<日本:景気評価▲>
GDPの改定値が公表されたが、速報と変わらずマイナス成長。
景気ウォッチャー調査も50割れとなり、予想、前回を下回る結果となった。
個人消費に強さを感じられない。

<欧州:景気評価▲>
欧州の卸売物価指数は予想、前回を下回る結果。
ドイツの鉱工業生産は予想、前回を下回り-1.0%となった。

<豪州:景気評価△>
GDPは予想を上回る結果。ただし、個人消費やインフレについては低い水準であるということ。

 

(注)評価の順は〇>△>▲となっている。

以下、各国指標です。ご覧くださいm(__)m


米国経済指標


◎ISM非製造業景況指数(6/5)
・非製造業景況感指数は58.6となり、前月より1.8ポイント上昇。4カ月ぶりの上昇。予想の57.6程度を上回った。
・「入荷遅延」に加え「受注残高」も大きく上昇。好況で供給品を予定通りに入手できず、受注残高が積み上がっていることを示唆。
・☝は価格上昇の要因となる


国内経済指標


◎実質GDP改定値(6/8)
・速報値と変わらず。
・設備投資は大きく伸びたが、個人消費が下方修正された。
・マイナス成長は9四半期ぶり。
・個人消費が自動車や通信などで新たな生産・サービス産業関連の統計が反映されて0.001%減から0.1%減となり、全体を押し下げた。
・景気実感に近い名目GDPは0.4%減、年率換算で1.6%減

 

◎景気ウォッチャー調査(6/8):景気の動向に敏感なタクシーの運転手や百貨店の従業員らに景気の実感を確認
・結果は47.1となり、予想、前回を下回る結果。
・基調判断について、これまでの「緩やかな回復基調が続いている」から、「緩やかな回復基調が続いているものの、一服感がみられる」に下方修正

 

 

 


欧州経済指標


◎卸売物価指数(6/5)

・結果は2.0%となり、予想2.4%、前回2.1%を下回る結果

◎独 鉱工業生産(6/7)

・結果は-1.0%となり、前回1.0%、予想0.3%上昇を大きく下回った。
・保護貿易政策に対する懸念が独企業にとって不透明要因になっていると指摘。

 

 


その他経済指標


◎豪 国内総生産(6/6)
・結果は3.1%となり、予想2.8%、前回2.4%を上回る結果。
・堅調な輸出がGDPの加速を主導した。
・ただし、消費支出の見通しは引き続き不透明。賃金の伸びとインフレは依然として低く、緩やかにしか上昇していない。

◎豪 政策金利(6/5)
・失業率の上昇を受けて主要政策金利を過去最低に据え置くことを決めた
・ ロウ総裁は声明で以下のについて言及
- 「金融市場はイタリアを中心とするユーロ圏の政治動向に影響されている」と指摘
- 「米国の国際貿易政策の方向性や一部新興国市場の景気動向を巡る懸念もある」
・失業率が5%に向けて低下し、インフレ率が中銀の目標レンジ(2-3%)中間近くとなるまで、政策引き締めの可能性は低いと表明している。

 

(出所:ヤフーファイナンス、日経など)

 


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