◆【商品市況】
原油上昇、銅下落という結果となりました。
・原油
前営業日対比で+0.74ドル上昇の1バレル=69.81ドル。
イランやベネズエラの供給懸念などを背景に買われ、続伸した(ロイター)
・金
1オンス=1205ドルへ下落(以下の表の終値とは異なります。前日比を参考にご覧ください)
ドル買い・ユーロ売りに伴う割高感などが重しとなり、3日続落。(ロイター)
銘柄等 | 終値 | 前日比 |
米10年金利 | 2.860 | -0.83% |
WTI原油先物 | 70.1 | +0.78% |
金先物 | 1,205.8 | -0.47% |
銅先物 | 2.702 | -1.28% |
◆【本日の米国市場まとめ】
米株は米中貿易摩擦への懸念を主因として下落しました。
その他の資産では、原油価格は上昇していますが、金利低下・債券高、銅下落などリスクオフ的な流れとなっています。
まだ米株が下落基調になったとは判断できませんが、銅価格下落≒中国株下落≒日本株下落(直近は相関高い)という前提で本日は日本株は弱含む可能性が高いと思われます。
◆【国内市場見通し】
午前7時38分現在CME日経平均先物は22700円となっています。前営業日より下の水準で始まると推察されます。
前述した通り、中国株は軟調に推移することになりそうなこと、加えて、為替が円高に推移していることを含めると本日の日本株は軟調に推移する可能性が高いと見ています。
先日、ロイターで下値めどが22560円近辺という記事をご紹介したと思うのですが、今日は22600円程度までの下げを想定した方がよいかもしれないです。寄り付き22700円⇒22600円⇒下げ幅縮小⇒中国株の動きを見つつ、という展開が想定されます。
なお、今日は石油関連株が強く、半導体や非鉄が弱含む展開と見ています。
弱くなっていた内需関連株も物色される可能性があるとも考えられます。
下の表は直近5営業日の日経平均推移(⋆)です。
*自動更新されます
下の表は直近3カ月の日経平均推移(⋆)です。
*自動更新されます
(出所)かぶたん:https://kabutan.jp/、ヤフーファイナンス、日経
(注)投資判断はご自身でお願いします。
いつもありがとうございます。
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