本日のデイトレ日記です。
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◆【米株式市場】
トルコリラ急落に伴う世界的な不安が波及した。ダウとS&P500は4営業日続落となっています。
トルコ危機波及の懸念から銀行株中心に下げを強めた模様です。
また、ドル高を背景に、原油から金属まで幅広い商品売りが見られた。これをうけてエネルギーや素材も軟調となりました。
【S&P500の推移(日中株価推移)】
【S&P500の推移(自動更新)】
主要推移は以下の通りとなっています。金曜日の晩に大きく下げた半導体指数のみが上昇という結果です。
S&P500は下げてはいますが、昨日の日経平均が2%近い下げになったことから比較すると、それほど下げてはいない印象です。2800までまだ22ポイント程度あります。
新興国株指数は大きく下げています。
銘柄等 | 終値 | 前日比 |
S&P500 | 2,821.9 | -0.40% |
NYダウ | 25,187.7 | -0.50% |
NASDAQ | 7,819.7 | -0.25% |
フィラデルフィア半導体指数 | 1,356.8 | +0.14% |
ラッセル2000小型株指数 | 1,677.8 | -0.56% |
MSCI Emerging Markets | 1,040.0 | -1.49% |
DAX | 12,358.7 | -0.53% |
FTSE100 | 7,642.5 | -0.32% |
VIX指数 | 14.8 | +12.31% |
◆【為替】
トルコリラの下げが続く中、新興国通貨への売りが膨らんだほか、ユーロも軟調。
新興国通貨では、南アフリカランド、インドルピー、メキシコペソなど下げる展開となりました。
ドル円は日本時間は110円台前半にありましたが、110円台後半まで戻しています。
銘柄等 | 終値 | 前日比 |
ドル・円 | 110.8 | -0.03% |
ユーロ・円 | 126.3 | -0.12% |
ドル・ユーロ | 1.1 | -0.06% |
ドル指数 | 96.3 | -0.05% |
◆【債券】
国債利回りが長期債を中心に一時4週間ぶりの低水準を付けたものの、その後上向いた。トルコ中央銀行が流動性供給策を発表したことでトルコリラの急落による世界的な影響への懸念が和らいだことが背景。(ロイター)
10年金利:2.88%へ小幅上昇
2年金利:2.61%へ小幅上昇
長短金利は変わらず
◆【商品市況】
・原油
0.43ドル低下の1バレル=67.20ドル。
米国内の在庫増加や原油需要の減退に対する懸念を背景に売りが優勢となり、反落。
・金
1オンス=1198.90ドルヘ小幅下落。
安全資産と見なされる円やドルに資産を移動させる動きが高まったが、ドル上昇により投資妙味が薄れる金は逃避先として選ばれなかった。(これは想定外の動きです。)
◆【本日の米国市場まとめ】
昨晩は、株式、債券、商品のすべてが売られる状態。
これをどう見るか?というと、まずキャッシュで持つという判断となる。そしてこの行動の意味を考えると、様子見姿勢の強さを感じる印象。ポジティブかネガティブかだとネガティブという見方。
◆【国内市場見通し】
7時現在のCME日経平均先物は22,065円となっています。前営業日より上げています。
為替が戻した影響が強いと考えられます。
日経平均も戻すでしょうが、相対的に買われやすいのはこの危機が短期で収束しないということを前提にディフェンシブ株だと個人的には考えています。
業績がよい銘柄が望ましいと思いますが、業績が悪くて下げていたディフェンシブ株も買い戻される可能性は高いと思われます。
以下の業種別チャートからこれまでの株価の動きなどご確認ください。その後は、業種別・テーマ別チャートをご覧いただき、投資判断に活用いただければと思います。
下の表は直近5営業日の日経平均推移(⋆)です。
*自動更新されます
下の表は直近3カ月の日経平均推移(⋆)です。
*自動更新されます
(出所)かぶたん:https://kabutan.jp/、ヤフーファイナンス、日経
(注)投資判断はご自身でお願いします。
いつもありがとうございます。