【ニュース】米金利高巡る我慢比べ、結末はFRB利上げ頓挫か


以下、抜粋かニュース本文をリンク先からご覧ください。個人的には似た見方をしています。

少なくとも、私も「大した影響はない」と割り切ることはできません。

中央銀行はリセッションに備えて政策の自由度のある状態、つまり、利下げの余地がある状態にしたいはずですが、利上げを思うようにできないとなる可能性は十分あると思われます。
気になるのは、ここからリセッションとなった場合、日銀はどのような手段をとるのか・・・??

日銀の自由度は小さい・・・


コラム:米金利高巡る我慢比べ、結末はFRB利上げ頓挫か=唐鎌大輔氏(ロイター)

https://jp.reuters.com/article/column-forexforum-daisuke-karakama-idJPKCN1IP0DT

抜粋

インフレ期待が停滞し、新興国市場にも動揺が及び始めている状況での名目金利上昇は「良い金利上昇」ではなく、オーバーキルのリスクをはらんだ「悪い金利上昇」ではないかと筆者は懸念している。

少なくとも量的緩和(QE)が拡大する過程で米国内外の資産価格上昇がその恩恵として指摘されたことを思えば、それが縮小する段階になって「大した影響はない」と割り切るのは虫がよすぎるだろう。筆者は、2013年に経験した「テーパー・タントラム」(緩和縮小に対するかんしゃく玉の破裂)のようなことが起きる中で、FRBのタカ派路線が頓挫する可能性を不安視している。

今や世界経済は「米金利上昇にどこまで耐えられるか」という「我慢比べ」の域に入ってきたようにもみえる。まずは新興国が我慢できなくなっており、その後に米国自身が音を上げる展開が待ち構えているように思えてならない。