◆【商品市況】
原油先物が大幅下落しています。
・原油
前営業日対比で0.40ドル上昇の1バレル=68.99ドル。
差し迫っている米国の対イラン石油業界への制裁が世界的な供給水準を押し下げつつある兆しを背景に、買いが優勢になった。(Bloomberg)
・金
1オンス=1201.1ドルへ上昇(以下の表の終値とは異なります。前日比を参考にご覧ください)
ドル上昇や月内の米利上げ観測を背景に売りが優勢になった(Bloomberg)
銘柄等 | 終値 | 前日比 |
米10年金利 | 2.990 | +1.05% |
WTI原油先物 | 69.0 | +0.57% |
金先物 | 1,198.3 | -0.82% |
銅先物 | 2.613 | -2.61% |
銅価格については、反発をきたしていましたが、
Investing.com – Copper prices fell on Friday as reports suggesting President Donald Trump was ready to impose tariffs on China raised concerns about demand for metals.
(https://finance.yahoo.com/news/metal-prices-fall-fresh-u-211900311.html)
ということで、関税発動に関する発言を受けて下落したということです。
◆【本日の米国市場まとめ】
嫌なのはトランプ大統領の対中2000億ドル関税発動に関する発言でした。下値リスクが減退したという見方をしていましたが、これも再度修正が必要かもしれません。これを受けて銅価格が下落しています。
一方。米株はまちまちな指標もありますが、半導体指数やセクター別の状況を見る限り、見た目よりも強い印象を持ちました。
個人的には、リスクオンとリスクオフの両面が確認されたという違和感を感じる相場の動きとなりました。
なお、金利と為替は利上げの流れにシンプルに反応しています。
金利上昇、ドル高が進みましたとなっています。
◆【国内市場見通し】
CME日経平均先物(円建て)は23060円となっています。前営業日とほぼ変わらない状況です。
月曜日の海外市場動向次第ですが、半導体と金融が強い流れとなっています。
下のチャートにはこれまでの日経平均に、TOPIXも加えています。
下の表は直近5営業日の日経平均推移(⋆)です。
*自動更新されます
下の表は直近3カ月の日経平均推移(⋆)です。
*自動更新されます
下の表は直近3カ月のTOPIX推移(⋆)です。
*自動更新されます
(出所)かぶたん:https://kabutan.jp/、ヤフーファイナンス、日経
(注)投資判断はご自身でお願いします。
いつもありがとうございます。
1 2