【デイトレ日記】18/8/16　日経平均ほぼ変わらず　米中通商協議進展への期待で戻した

本日のデイトレ日記です。

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◆【日経平均動向】

本日の日経平均は前営業日対比で-0.05％下落の22192.04円となりました。

今日のメインシナリオは
22000円割れ⇒21800円⇒22000円へ戻す
だったのですが、想定外に午前中に大きく値を上げました。

要因は中国商務次官が訪米するとの発表を受けて先物に買い戻しが入ったということです。

市場の反応は、海総合指数の上値は重く、米中貿易摩擦に関して楽観ムードが広がるまでには至らなかった、ということです。
まだ、新興国通貨の動きも不透明感があり、買い上がりにくいということ。

【日経平均推移（直近5営業日）】
*自動更新されます。

チャート画像

◆【為替】

新興国懸念を背景にドル売り・円買いが先行したものの、米中貿易問題を巡って両国の政府関係者が８月末に協議に入るとの報道が流れるとリスク回避の巻き戻しの動きが優勢となった。

ただし、巻き戻し以降はほぼ横ばいで推移。

なお、トルコリラについては、カタールが150億ドルの直接投資をすることを約束したこともあってか、リラ高・ドル安に振れたということ。
トルコリラ・ドルのチャートはこちら：https://jp.investing.com/currencies/usd-try

◆【金利】

米国と中国間の通商協議が進展するとの期待を背景にリスク回避の動きが緩和したことや、この日に実施された５年利付国債入札が弱めの結果となったことで、売り圧力が掛かったということ。

長期金利は朝方は0.09％で寄り付いたということですが、午後は0.1％の水準まで切り上げたということです。

◆【120銘柄株価変動率】

強かったのは電力株や金融株中心。相場急変の影響は受けている模様。

弱いのは資源関連株の他、IT関連株やIRも散見された。

◆【指標推移】

日経平均はほぼ横ばいですが、その他は下げています。

為替は円安気味で日中は推移。

中国・韓国は引き続き弱く推移。中国株は2705と2700はキープしています。

	取引値	前日差	前日比
日経平均株価	22,192.04	-12.18	-0.05%
TOPIX	1,687.15	-10.88	-0.64%
ジャスダックインデックス	160.39	-1.35	-0.83%
ドル/円	110.81	-0.40	-0.36%
ユーロ/円	126.05	0.44	+0.35%
豪ドル/円	80.53	0.39	+0.49%
上海総合	2,705.19	-18.07	-0.66%
香港ハンセン	27,083.39	-240.20	-0.88%
韓国総合	2,240.80	-18.11	-0.80%
日経平均VI	17.72	0.61	+3.57%

◆【本日のポイントと独り言】

①米中貿易の通商協議の進展に対する期待から上昇しました。
②ドル指数は96.56と若干ドル安気味。
③チャートとすると、5日平均線はその他の平均線を下抜けています。
株価が上昇するには材料不足のような気もします。
④中国株は2700をキープしていますが、いつ下げるかわかりません。引き続き注意が必要です。
先日もありましたが、もし今晩の米国市場が下げて、それが中国株に波及するようだと相場が崩れる可能性もあると思われます。
⑤銘柄選好についてはだいぶディフェンシブ株が強くなったと思われます。この先は物色の流れでディフェンシブ株を中心に日々入れ替わっていく可能性があると思うので、若干難しいかもしれないですね。
資源の変化などを見ながら、その日その日の動きにうまく乗っていくのが良いと思われます。