本日のデイトレ日記です。
すみません、昨日は引っ越し作業で夕方配信ができませんでした。
現在、Wifiで対応しているのですが、インターネット環境が悪く、動画でのお知らせができない状態にあります。
以下、ブログでお知らせいたします。
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・ZuuOnline掲載記事:住宅ローンを変動型金利で借りるリスク 思わぬ金利上昇に注意
◆【米株式市場】
トルコ経済巡る懸念で銀行株が下げ、リスク資産回避につながったということ。
決算が終わり、次の相場展開を模索する中、市場は次の動きとして、トルコ・リラを材料にリスクオフの流れとなりました。
【S&P500の推移(日中株価推移)】
【S&P500の推移(自動更新)】
主要推移は以下の通りとなっています。
昨日に引き続き、半導体指数が大きく下げています。
ゴールドマンサックスがインテルの投資判断をセルに引き下げたということです。
銘柄等 | 終値 | 前日比 |
S&P500 | 2,833.3 | -0.71% |
NYダウ | 25,313.1 | -0.77% |
NASDAQ | 7,839.1 | -0.67% |
フィラデルフィア半導体指数 | 1,354.8 | -2.47% |
ラッセル2000小型株指数 | 1,687.5 | -0.32% |
MSCI Emerging Markets | 1,056.8 | -2.03% |
DAX | 12,424.4 | -1.99% |
FTSE100 | 7,667.0 | -0.97% |
◆【為替】
ドル指数は96.3に上昇し、主要通貨では特にユーロが売られ、円が買われる展開となりました。
Bloombergは以下のように伝えています。
「10日のニューヨーク外国為替市場ではユーロが下げ幅を拡大し、対ドルで昨年7月以来の安値に落ち込んだ。トルコ・米国間の緊張が高まる中、トランプ米大統領がトルコ製の鉄鋼およびアルミニウムに対する関税を倍に引き上げると明らかにし、欧州の市中銀行のエクスポージャーが大きいトルコ・リラやその他の新興国通貨が売られた。」
☝トランプリスクですね。
銘柄等 | 終値 | 前日比 |
ドル・円 | 110.8 | -0.28% |
ユーロ・円 | 126.5 | -1.25% |
ドル・ユーロ | 1.1 | -1.03% |
ドル指数 | 96.3 | +0.80% |
◆【債券】
利回りは約2カ月ぶりの大幅な低下。
トルコに対する不安が他の新興国市場にも波及。
リスク選好が後退、安全資産とされる国債に資金が流れた。
10年金利:2.87%へ低下
2年金利:2.60%へ低下
長短金利は縮小
◆【商品市況】
・原油
0.82ドル高いの1バレル=67.63ドル。
トルコが全面的な金融メルトダウンに近づいたことから買いが膨らんだ
・金
1オンス=1219.0ドルヘ小幅下落。
ドル高・ユーロ安の影響と推察される
◆【本日の米国市場まとめ】
トルコリラについては、以前取り上げたことがありますが、現状は悪化している模様です。
新興国通貨に生じていることを下にまとめています。
リーマンショック以降の日米欧の同時金融緩和
→新興国などへの多額の投資・資本流入に伴う世界同時の経済成長
→米国の金融引き締めへの転換
→米金利上昇
→ドル高・自国通貨安と資金流出
→通貨安により輸入価格上昇などの影響を受けてインフレ進行
→短期金利の場合は金利負担の増加や自国通貨換算での債務残高増加
→デフォルトの可能性から資本流出
というような流れは、外貨準備高の少ないトルコに生じている模様。
金融引き締めの反動、貿易摩擦問題の影響は遅かれ早かれ避けることはできないと考えられます。
(当然、ソフトランディングがベターですが、トランプリスクが読み切れません。)
現状の流れは、ドル高・債券高(金利低下)への流れが強まっています。
個人的にはその流れは強まりそうな気がしています。
◆【国内市場見通し】
8時現在のCME日経平均先物は22,195円となっています。前営業日より下げています。
チャート分析にて、また確認できることなどお知らせしたいと考えています。
下の表は直近5営業日の日経平均推移(⋆)です。
*自動更新されます
下の表は直近3カ月の日経平均推移(⋆)です。
*自動更新されます
(出所)かぶたん:https://kabutan.jp/、ヤフーファイナンス、日経
(注)投資判断はご自身でお願いします。
いつもありがとうございます。