【ブログ】ニュースピックアップ(18/6/21)


いくつか気になるニュースがありました。
リンクを設定しておきます。概要はお知らせしますが、関心強いものについては、記事をご覧ください。

記事1:ムニューシン財務長官が貿易戦争に向かうトランプ氏に対する不満を述べている
記事2:日銀布野理事の金融政策と金融システムについてのコメント
をピックアップしました。

 


記事概要


記事1.ムニューシン財務長官が異例の沈黙、貿易戦争に向かうトランプ氏への不満か(Bloomberg)

・ムニューシン米財務長官は、中国製品に対する大規模な関税賦課を決めた大統領への不満を示すため異例の沈黙を守っている。中国製品への関税導入を巡るホワイトハウス内部の勢力争いで保護主義者に敗れ、自らが取り得る最善の選択肢は沈黙することだと心に決めた。

・財務長官として政権の経済政策を説明する役回りを、中国やその他の貿易相手国を激しく攻撃するライトハイザー米通商代表部(USTR)代表やナバロ米国家通商会議(NTC)委員長らに、一時的に譲った格好

(インプレッション)
ムニューシン米財務長官はゴールドマンサックス出身ということです。
本来は保護貿易に対して反対の姿勢を取ってもよいと思われます。
ムニューシン財務長官があきらめたとすれば、貿易摩擦は激化する方向になるかもしれません・・・


記事2.現時点では金融システム不安定化のリスク大きくない:布野日銀委員(Bloomberg)

 

・布野幸利審議委員は21日、物価の先行きについて「下振れリスクが大きく、注意が必要だ」と発言。

・「賃金・物価が上がりにくいことを前提とした考え方や慣行が企業や家計に根強く残っている」との見方を示した。

・一方で、物価目標2%へ距離があるものの、モメンタム(勢い)は維持されていると説明した。金融政策は「強力な金融緩和を粘り強く推進していくことが必要」と述べた。

・金融政策の副作用について、低金利によって金融機関収益の下押しが長期化すると「金融仲介が停滞に向かったり、金融システムが不安定になったりするリスクがある」と指摘したが、現時点では金融システム不安低下のリスクは「大きくない」と述べた。

(インプレッション)
物価は上がりにくいという認識はこれまで通りです。
金融政策を粘り強く推進も聞きなれました。
金融機関はマイナス金利等で厳しい経営状態にあるのは間違いないと思います。
リスクは確かに大きくはありませんが、もう金利の上昇が見込みにくいというのが個人的な見解です。
銀行株を買えるか?というと手を出す気にはなりません。

 


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